南米ペルーにある最高峰のワスカラン山で2人の日本人女性が遭難し、1人が死亡しました。

ワスカラン山を登山中の医療アドバイザー・稲田千秋さん(40)と、同行していた寺田紗規さん(35)が遭難したと、稲田さんが所属する団体「WMAジャパン」が発表しました。

発表によりますと、24日、ワスカラン山の山頂直下の標高6600メートル付近で稲田さんが低体温症によるとみられる体調不良で動けなくなり、救助を求めました。

山岳救助隊が2人を見つけたとき、稲田さんの意識はなく、その後、死亡と判断されたということです。

救助隊が到着した際、寺田さんは意識はあったということで、救助搬送に向けた対応をしているということです。