“トランプ関税”をめぐり、担当の赤沢大臣は7回目となる直接交渉へ出発しました。来月9日に期限を迎える相互関税の上乗せ分の一時停止を延長できるかが焦点となります。

赤沢亮正 経済再生担当大臣
「7月9日に相互関税の上乗せの期限が来るというのは事実。それも念頭に置きながら交渉していく」

赤沢大臣は午前10時半ごろ、ワシントンに向け出発し、日本時間のあす以降、ベッセント財務長官やラトニック商務長官らと会談したい考えです。

7回目の交渉では、来月9日に期限を迎える相互関税の上乗せ分14%の一時停止について、延長できるかが焦点となります。

一方、日本が「受け入れられない」と強く見直しを求める自動車関税をめぐっては、日米で考えに隔たりがあり、今回も厳しい交渉となる見通しです。