来月行われる参議院選挙に向け、那覇市は視覚障がいのある人や字を書くことが難しい人に配慮した投票支援策を公表しました。
那覇市選挙管理委員会によりますと、来月の参議院選挙から、視覚障がいのある有権者などが投票用紙に記入するための補助具が、市内のすべての投票所に設置されます。

投票用紙の記入位置をくり抜いたファイルの中に投票用紙を挟み、表面を触るだけで記入位置がわかるようになっています。
▼視覚障害のある本永美代さん(NPO法人ロービジョンライフ沖縄理事)
「あいている場所が触って確認できるというのが非常にわかりやすくて、思っていたよりも枠が大きくて書きやすいなと思いました」

那覇市選管ではこのほか、病気やけがなどの理由で投票用紙への記入が難しい有権者は「投票支援カード」を投票所の係員に提示すれば、代理投票を依頼することもできるとして投票への参加を呼びかけています。