
◆川上裕さん(2021年の取材)
「『私と違う庭』を、『モネの世界観を持って』つくってもらいたい。庭は変わるかもしれない。私がやっている庭とはまた違うかもしれないが、その人はその人なりに自分で考えて、モネのことを考えて庭をつくっていくことが、私はベストだと思う」
川上さんの思いを受け継いで町田さんが「チーフガーデナー」となってから、およそ1年。「モネの庭」は今、少しずつ"新たな表情"を見せ始めています。
◆町田結香さん
「私にはわからなかったんですが、お客さんが『今年は華やかだね』と言ってくれて、川上さんの感覚とはまた違うものが入っているかもしれないです」
◆町田結香さん
「花が好きな人には『いい風景だ』と言ってもらいたいし、モネの絵が好きな人には『この雰囲気は、モネの絵で見たことがある』というのを感じてもらいたいです。『モネの庭』は"植物"と"美術"が混ざっているような場所なので、どちらの人にも満足してもらえるような庭にできたらいいなと思います」
庭師の"責任者"として歩み始めて、まだ1年ほどの町田さんですが、そんな彼女に、「未来の自分」に宛てた手紙を書いてもらいました。














