今年は戦後80年です。

戦時中の人々の暮らしぶりなどがわかる企画展が、山口県周南市で開かれています。



周南市民俗資料館で開かれている企画展「戦中・戦後のくらし」では、服や配給切符など当時の生活の様子が分かるものおよそ100点が展示されています。

戦時中武器の生産に使うために、一般家庭の金属も回収されたことから、日用品の多くを陶器で代用していたことなどを知ることができます。

周南市は戦後80年にあわせ、1年を通して戦争に関する展示やイベントを開いていて、この企画展もその一環です。

周南市民俗資料館 小川実さん
「先人の苦労、そういったところを見てもらって、やっぱり戦争というのは絶対だめだよと、これを皆さんにもう一度確認してもらいたいと思っています」

企画展は9月29日まで周南市民俗資料館で開催されています。

8月13日には、戦争体験を聞き、当時の遊びを体験できる子ども向けのワークショップも予定されています。