地元のすばらしさを実感します。

24日、山口県山口市仁保地域の伝統工芸品である蛍かごを中学生が作りました。



蛍かごを作ったのは、仁保中学校の2年生11人です。

仁保中学校では美術の授業の一環として、毎年蛍かごを作っています。

蛍かごは、ホタルを入れて明かりを楽しむ伝統工芸品です。

仁保地域は、ホタルが飛び交う自然豊かな場所として知られています。

蛍かごを作ることで、地元の自然や伝統を深く学んでもらうことが目的です。

講師は、地元で蛍かごを製作する岡村清美さんです。

地元でとれた麦わらを十字に組み、土台を作るところから始まります。

次に麦わらを折り曲げ、編んでいくと形が少しずつ整っていきました。

生徒
「細かい作業だから、少しミスをしただけで壊れるので難しい」
「真ん中にバランスよく編むのが楽しかった」

講師 岡村清美さん
「仁保川はきれいでホタルも飛び交っている。この時期になったら蛍かごを作ったなと大きくなって思い出してほしい」

蛍かごは校内で飾られたあと、生徒たちが持ち帰るということです。