アメリカのトランプ大統領が電撃的に「停戦合意」を発表し、急展開を迎えた中東情勢。今後の見通しについて、慶應義塾大学の田中浩一郎教授は…

(大石邦彦アンカーマン)
「中東の情勢は、めまぐるしく変わっている。どう見ている?」
(慶應義塾大学 田中浩一郎 教授)
「戦争状態なので戦局が転々とするのは当たり前」

(大石アンカーマン)
「このまま停戦に向かうのか?火種が残っているのか?」
(田中 教授)
「イスラエルは、そもそも停戦をするつもりがあるのか大きな疑問。トランプ氏が言うように『イスラエルも同意している』ということほど当てにならないものはない。今回のことでイラン側にアメリカへの不信が根深くなった状況。予断は、まだ許さないとみていた方が安心」

先行きは依然として不透明な状況ですが、私たちの暮らしへの影響はあるのでしょうか?

(大石アンカーマン)
「まだまだ予断を許さない状況が続く。日本の暮らしへの影響は?」
(田中 教授)
「一番われわれに直結するのはエネルギーの面。中東に原油や一部だが天然ガスを頼っている。そこから輸入している構図」