事実上の選挙戦がスタートする中、自民党の裏金事件で在宅起訴された大野泰正参議院議員は、おととい、次の参院選に出馬しないことを明らかにしました。

それは突然、ブログで発表されました。

(大野泰正 参議院議員のブログ)
「今回の参議院議員選挙には立候補しないことを表明させていただきます」

参議院に出るのか、出ないのか、注目されていた岐阜選挙区選出の大野泰正議員。自民党派閥の政治資金パーティーで、約5100万円のキックバックを受けながら、収支報告書に記載しなかったとして去年1月に在宅起訴され、自民党を離党。その後も、地元の公務には度々出席していましたが…

■5月24日
(大野泰正 参議院議員)
Q:参院選に出馬する?不出馬?「……」

改選を迎える次の参院選の出馬への態度を、明らかにしてきませんでした。そして、事実上の会期末となったおとといの国会でも…

報道陣の問いかけに何も答えませんでしたが、その夜、自身のブログで「不出馬」を表明しました。

(大野泰正 参議院議員のブログ)
「無所属になってからはどんなに頑張っても、今までの80%位のパフォーマンスになってしまい、何より辛かった」

しかし、裏金問題の説明はありませんでした。