岡山県に参院選の選挙違反取締本部が設置されました。

岡山県警察本部では、捜査二課の前に看板が掲げられ、149人体制が組まれています。さらに県内の22署でも、選挙取締り班の総勢2038人が専従で取り締まりにあたります。

きのう(22日)までの違反警告件数は、商標証紙期限がすぎている看板掲示など3件ということです。

(岡山県警察本部 難波誠一刑事部長)
「選挙の公正を確保するため、不偏不党な立場を堅持し、違反取り締まりを行います。公正な選挙を害する違反が認められれば厳正に対処いたします」

一方、岡山市の選挙管理委員会は、新しい投票所来場カードを作成しました。期日前投票を含む全ての投票所で投票した人が記念に持ち帰られるものです。

若い世代に関心を持ってもらえるようデザインを工夫したといいます。

さらに、選挙啓発サポーターである大学生が出演する啓発動画も完成しています。

「あなたは『候補者の氏名』言えますか?」

(岡山市選挙管理員会事務局 江口亜希子さん)
「若い世代の人に響くように自分たちと同じ年代の人がこんなに選挙に関心を持って頑張っているんだなというところを見てもらいたい」

参院選の公示日に向けて準備が進められています。