発売から50周年を迎えるタカラトミーの『黒ひげ危機一発』。
ハラハラドキドキのパーティーゲームとして知られていますが、ルールが変更になるのを御存じですか?

黒ひげの親分を“危機一発”助けるゲームだった!

樽に剣を順番に刺していき、真ん中の海賊人形が「飛び出したら“負け”」のパーティーゲーム、『黒ひげ危機一発』。
7月5日、7代目の発売に合わせてなんとルールが変更に…
変更後は、「飛び出したら“勝ち”」となります。

そもそもこの変更も、実は「再変更」。
1975年のゲーム誕生時は「飛び出したら“勝ち”」でした。
樽の中に縄で縛られて捕らわれた黒ひげの親分を、剣で切って助ける(=助けた人が勝ち)というルールで商品化されたのです。

なぜ「飛んだら“負け”」に?

▼1975年
「飛び出させた人が勝ち」というルールで発売

▼1976年
当時人気のクイズ番組で飛び出した剣を刺した回答者の得点がゼロになったり、飛び出る黒ひげを受け止められないと豪華商品が手に入らないなど「負け」を想起させることなどがあった

▼1979年
ユーザーの意見を反映し、「飛び出したら勝ちまたは負け(遊ぶ前にどちらにするか決めてから遊んでください)」と変更

▼1995年
「飛び出させたら負け」と正式にルール変更

▼2025年
50周年のリニューアルで「飛び出したら勝ち」に原点回帰

せっかくなので、スタジオで『黒ひげ危機一発』に挑戦!
中村仁美さんが黒ひげを飛び出させたのですが・・

コメンテーター 中村仁美:
キャー!!負けた・・・って思っちゃうけど、勝ったんだ!
うちのは三男が接着剤を付けてしまって飛ばないので、ひさしぶりに飛びました!

新タ悦男アナウンサー:
刺して飛ばなかったら、「よかった」じゃなくて、「残念」って思わなきゃいけないですね。

(ひるおび 2025年6月23日放送より)