実業家のイーロン・マスク氏がCEO=最高経営責任者を務めるアメリカの電気自動車大手「テスラ」が自動運転タクシーの運行を開始しました。
テスラは22日、南部・テキサス州オースティンの一部地域で、自動運転タクシー「ロボタクシー」の運行を開始しました。
ロイター通信によりますと、ロボタクシーは現時点では招待された人のみが利用でき、運転席は無人ですが、安全監視のため助手席にスタッフが同乗するということです。
マスク氏はSNSに運賃は1回4.2ドル、日本円で610円あまりだと明かし、「10年間の努力の集大成だ」と強調しました。
自動運転タクシーをめぐっては、アメリカではすでにGoogle系の会社が運営する「ウェイモ」が一部地域で運用を始めていて、ニューヨーク・タイムズは、アナリストがロボタクシーについて「テスラの計画や競合他社がすでに提供しているサービスより大幅に遅れている」との指摘を報じています。
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