レスリングの全日本選抜選手権で、高松市出身の日下尚選手がグレコローマンスタイル77キロ級で優勝しました。

全日本選抜選手権男子グレコローマンスタイル77キロ級に出場した、高松市出身、パリ五輪金メダリストの日下尚選手。決勝では、去年、別の全国大会で優勝した櫻庭功大選手と対戦。日下選手は、序盤から前に出るスタイルで得点を重ねます。

(日下尚選手)
「泥臭く勝てばいいというところで、原点に帰って、自分のレスリングスタイルということを再認識してマットの上に立った」

5対1で勝利し、2年ぶりの国内大会で優勝を果たしました。日下選手は、その後、9月の世界選手権の出場を争うプレーオフでも勝利し代表に内定。更には、この大会の最優秀選手にも選ばれました。試合後には、ロス五輪への意気込みも…

(日下尚選手)
「ロス五輪で2連覇して、グレコローマン(スタイル)は日本人で2連覇した人がいないので、僕が、新たな歴史を切り開いて、みんなに力を与えられるように」