6月22日に仙台うみの杜水族館で初めてイロワケイルカの赤ちゃんが誕生しました。国内でイロワケイルカの赤ちゃんが誕生するのは2年ぶりです。

母親の「セーラ」とともに泳ぐイロワケイルカの赤ちゃん。
22日午後9時すぎ、仙台うみの杜水族館で生まれました。

水族館によりますと、授乳も確認され母子ともに健康状態は良好だということです。

赤ちゃんは、母親・セーラと父親・ライトの間に生まれました。妊娠が分かってからは、母親のセーラだけが展示されていました。

セーラは、2013年にマリンピア松島水族館で出産して以来、4回目の出産です。

国内でイロワケイルカの赤ちゃんが誕生したのは、2023年6月の三重県の鳥羽水族館以来で、飼育頭数は、これで7頭となりました。

水族館では、母子の体調管理とストレス防止のため、当面、水槽の前に目隠しのためのパーテーションを設置することにしています。
セーラの妊娠は、2025年2月に分かりました。現在、セーラは34歳で日本で最高齢の出産です。赤ちゃんの公開時期は、母子の健康状態や子育ての状況をみて決めるということです。