サッカー・アルビレックス新潟は23日、樹森大介前監督(48)を契約解除し、新たにトップチームコーチだった入江徹監督(47)の就任を発表しました。また、トップチームのコーチに、クラブ生え抜きの本間勲 強化部スカウト担当兼ロールモデルコーチが就任すると合わせて発表しています。

「このチームをなんとかしたい、そのためにやるしかない」

入江監督は静岡県出身。
静岡北高校から柏レイソルに進み、ヴィッセル神戸やガンバ大阪でプレーした後、現役を引退。翌年から新潟ユース(現U-18)で指導者としてのキャリアをスタートさせました。中学・高校世代の指導を中心に2022年以降はトップチームのヘッドコーチやコーチを担当していました。

入江監督は、就任にあたり以下の通りコメントを発表しています。

このたび、トップチームの監督に就任することとなりました。私自身がこのクラブでは15年以上、指導者の立場として携わっている中で、新潟の街全体がこのクラブをサポートしてくださり、いつも熱く応援してくださっていることをひしひしと感じているため、”このチームをなんとかしたい、そのためにやるしかない”という想いで、迷わずに引き受けることといたしました。

また、迷わず引き受けた理由には、今一緒に戦っている選手やスタッフだったら、絶対に状況を変えられると確信していることも挙げられます。決して簡単な壁ではありませんが、全員が協力しあって進めば必ず乗り越えられると思います。成し遂げるという想いだけは、最後まで全員が持ち続けて、J1リーグの残り18試合や天皇杯に立ち向かっていきます。

アルビレックス新潟は、支えてくださる方々のために、絶対にJ1リーグにい続けなければいけませんし、さらに高みを目指していくチームに成長しなければならないと考えています。まだまだ未熟な指導者で、一人だけでは何もできないのですが、クラブに関わるすべての方々と共に成し遂げたいと思います。引き続き、アルビレックス新潟への熱い応援をよろしくお願いいたします。