アメリカによるイランの核施設への攻撃で、国防総省は大型の地中貫通弾「バンカーバスター」を初めて実戦で使用したと明らかにしました。
アメリカ ヘグセス国防長官
「イランの核開発の野望は完全に打ち砕かれた」
アメリカのヘグセス国防長官と制服組のトップ・ケイン統合参謀本部議長は22日、イランへの攻撃で7機のB2爆撃機が14発の大型の地中貫通弾「バンカーバスター」を投下したことを明らかにしました。
ヘグセス長官はバンカーバスター「GBU-57」の実戦での使用は初めてだとしています。
今回の作戦は「ミッドナイト・ハンマー」と名付けられていて、3か所の核施設への攻撃はイラン時間の22日午前2時10分ごろから25分間ほどで行ったと明らかにしました。
潜水艦から巡航ミサイル「トマホーク」も発射したとしています。
イラン軍からの反撃はなかったということです。
ケイン議長は攻撃した核施設について、初期の分析として「極めて深刻な被害を受けた」との見方を示す一方、イランがなお核開発能力を保有しているかについては「コメントするのは早すぎる」としています。
また、攻撃を行ったB2爆撃機はアメリカのミズーリ州から空中給油などを受けながらイランまで片道18時間かけて飛行していたと説明しました。
さらに、太平洋方面に別のB2爆撃機を“おとり”として派遣していたことも明らかにしています。
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