国産プロペラ機「航研機」が、4月に航空宇宙技術遺産に認定されたことを記念し、青森県の三沢航空科学館で復元機による作動の実演が22日行われました。
国産プロペラ機「航研機」は、1938年に千葉・群馬・神奈川を結ぶコースを、3日間かけ1万1651キロを飛び続ける世界記録を樹立していて、4月に「航空宇宙技術遺産」の認定を受けました。
科学館には復元した機体が展示されていて、復元機の車輪を機体内に収納したり、プロペラの作動を実演しました。
※来場者(子ども)
「赤い羽根が楽しかった」
※来場者(子ども)
「プロペラがぜんぶかっこよかった」
※来場者(大人)
「青森県人の偉大さを感じました」
※来場者(大人)
「青森の人の努力がいまにつながっているのはすごく誇らしい」
航研機は、五戸町出身の木村秀政が設計に携わったほか、製造や操縦で県出身者が重要な役割を果たしました。