現職・角田悠紀候補が考える中心市街地活性化

現職・角田悠紀候補
「高岡市は総合体育館の建設の計画が凍結されていました。私が市長になったときはこの総合体育館をどうしていくのかというような議論、全くもって動いていない状況でありました。一方で、市民の、特にスポーツ愛好家の皆様方からは本当に高岡市民の夢であるというような要望等もいただく中で、どうすればこの体育施設というものが今よりも充実できるのかっていうことを考えてまいりました。
一方で、令和6年能登半島地震の際に、古城公園内の高岡市民体育館がですね、利用ができなくなりました。その際には本当に多くのスポーツ団体の皆様方にご迷惑をおかけし、また、他市の方でご利用いただく、中止にせざるを得なかった、こんな声を多数いただきました。また、高岡は残念ながらですね今盛り上がっているグラウジーズさんであったり、プロのスポーツがなかなか誘致できないという状況にもありました。誘致できない条件としてはやはりサブアリーナ併設というところが大きな壁になっておりましたので、いくつかの条件を考えながら、いつ総合体育館を建てるのか。そして、その総合体育館建設までの間、我々高岡市民のスポーツニーズをどうしょうかしていくか、こういったところを一つの計画に落とし込んでまいりました。また我々が内部で検討を進める中、教育将来構想検討会議の方から竹平記念体育館のサブアリーナの建設というようなご要望も出てまいりました。
そう言った矢先に発生したのが線状降水帯による大雨でありました。実際のところこの大雨被害によって多くの住民の皆様方の足元が冠水し、なかなか避難も難しい状況がありました。特に竹平記念体育館のそばには小矢部川が走っておりますし、当時の大雨でも冠水したエリアでありました。こういった場所をですね守っていく上で、体育機能を持った体育館、こういったのは本当に重要だなと思っておりますが、この竹平記念体育館のある高岡西部地域というのは、高岡警察署の建設予定地であったり、学校再編統合による学校のいわゆる廃校、こういったところから体育施設が大変減少するということもこのサブアリーナを利用することによって、市民の命を守っていく。いずれメインアリーナが耐久年数を超えた際にはサブアリーナを単体で残し、地域の体育館として、また地域の避難所として有効活用していくことにより二重投資にはならないという考えのもとサブアリーナの建設にはしっかりとした意義と、いわゆる我々としては建てるべき根拠を持って進めていきたいというふうに思っております」
「また中心市街地の活性化につきましては、やはり高岡はどうしても商工業の街であります。この商の部分がシャッター商店街になってから久しくなったと、長くなったというようなお声をたくさんいただくわけですが、街中には過去最高の企業数、特に飲食店を中心に今企業数が増加傾向にありますし、能登半島地震で被災されました加賀の有名旅館の女将が監修する飲食店も誘致することができました。
そんな矢先これから高岡駅と新高岡駅をどう結んでいくか、こんなことをですね検討する中でダイエーの跡地の売却の意向を民間企業が示されたことから、ここがいわゆる市民の望まない形での開発、これを避けるべきだという思いから、我々の方で価格の交渉を何度も何度もさせていただき、今回購入に至りました。一方で市民の中には市役所持ってくるでしょというようなお話もあるんですけども、全くもって私はそんなふうには一言も言及はしておりませんし、市役所庁舎については、これからしっかりと10年後の新しい市役所の形に向けて、市民の皆さんとしっかりとお話し合いをしていきたいとも思っております。
何か一つをやるとですねいろんな憶測が飛ぶわけでありますが、私達は行政でありますので情報を公開もさせていただいております。なかなか市のホームページを見てくれとは私は言いづらいわけですけども、議会でもですね、しっかりと答弁をさせていただいておりますし、市民の代表である議会議員の皆様方からの後押しも受けた上でこの計画を進めております」
「サブアリーナであったり新しいまちづくり、そこに必要となる種地としてダイエーの跡地を活用することで、中心市街地という形を大きく超えてこの高岡の新しい令和のまち作りを進めていきたいと思っておりますし、何か進める際には、住民の皆様方の市民の皆様方のご意見もしっかりとお受けしたいと思っております」