イランのアラグチ外相がスイスで開かれた国連人権理事会に出席し、「イスラエルによる核施設への攻撃は、重大な戦争犯罪だ」と非難しました。

イランのアラグチ外相は、ドイツやフランス、イギリスの外相らと、核開発計画について協議するためスイスのジュネーブを訪れていて、協議の前に国連人権理事会に出席してイスラエルを非難しました。

イラン アラグチ外相
「イスラエルによる核施設への攻撃は、重大な戦争犯罪です。平和利用されている核施設はIAEAの完全な監視下にあり、国際法で攻撃が厳しく禁じられているにもかかわらず、標的にされました」

ドイツやフランス、イギリスの外相らは、イランの核開発計画は「民間利用のためとしては度を超えている」との懸念を示していて、今回の協議で交渉による解決に向けた進展があるかどうか注目されます。