今年10月に福島県二本松市で開幕する秋恒例の菊の祭典「二本松の菊人形」に向けて、今年も会場作りが始まりました。

会場となる二本松市の霞ヶ城公園では起工式が行われ、主催する「二本松菊栄会」の関係者など、およそ40人が工事の安全を祈りました。福島の秋を彩る「二本松の菊人形」は、およそ3万株の菊が咲き競う国内最大級の菊の祭典です。

69回目となる今年のテーマは、「華やぐ江戸文化」。大河ドラマでも話題の蔦屋重三郎が生きた時代にフォーカスし、歌舞伎の名場面や浮世絵師とその作品などを、菊にまとわれた25体の人形で再現します。

「二本松の菊人形」は、10月10日から11月18日まで開催されます。