県は、先週の定点医療機関で確認された患者数が基準を上回ったことから、「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎=溶連菌感染症」の警報を出しました。
県によりますと、9日から15日に三次市と庄原市を管轄する北部保健所管内の定点医療機関あたりの患者数が8・67人で、警報開始基準の8を上回りました。
「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」は、学童期の子どもに多く起こり、突然の発熱や全身の倦怠感、喉の痛みといった症状がでます。春から初夏にかけてと、冬場の2つの流行のピークがみられるということです。県は「うがい」「手洗い」の徹底を呼びかけています。