自分が選んだ本を読んだ後学校の図書館に置き、みんなに読んでもらおうという取り組みが、愛媛県鬼北町ではじまりました。

鬼北町では、子どもたちが書店で選んだ本を町の予算で購入し、それぞれ読んだ後は学校の図書館の蔵書としてみんなに読んでもらおうという「本は友だち 本屋へ行こうプロジェクト」を2019年から行っています。

19日は泉小学校の全校児童32人が地元の書店を訪れ、お気に入りの1冊を見つけるとレジに並んでいました。

(児童)
「みんなに自分のお薦めの本を読んでもらって、本の感想を聞いてみたり、(読書をすると)何でこうなるのか不思議に思ったり、面白いなとか思ったりする」

(明屋書店広見店・高田等店長)
「子どもたちに本に接してもらう、本を楽しんでもらう、本を選ぶ事の楽しさを学んでもらうということで、この企画に書店として全面協力していきたい」

今年の「本は友だち 本屋へ行こうプロジェクト」は7月17日まで行われ、町内の小中学生およそ350人が、自分の「推し本」を友達や先輩・後輩たちに広めます。