石垣市議会で中山義隆市長に対する不信任決議が可決されたことについて、中山市長は、19日、議会の解散を否定し自ら辞職するか、自動失職を選択する考えを示しました。

▼中山義隆 石垣市長
「基本的に事務方のミスとか、こういった議案の提出の仕方なので、それに対する不信任で議会の解散というのは、筋が通らないだろうと思っているので、基本的に解散は選択肢の中には入っていない」

自身に対する不信任決議が可決されたことについて中山市長は19日朝このように述べ、自ら辞職するか、不信任決議から10日経過した後の自動失職を選択する考えを示しました。

市長選となった場合の自身の出馬については、未定としています。

石垣市では国民健康保険をめぐる市長の専決処分について、決済の日付や担当課の議会答弁に虚偽があったことが17日発覚。

18日の本会議で花谷史郎議員らが「市民や議会を欺く行為」だとして市長に対する不信任決議案を提出し、与党議員を含む賛成多数で可決されていました。