6月15日までの1週間、宮城県内の医療機関で発作のように激しく咳き込む症状が出る「百日せき」と診断された人は、88人と9週連続で過去最多となりました。

宮城県によりますと、6月15日までの1週間に県内の医療機関で「百日せき」と診断された人は88人と前の週より3人増え、9週連続で全数把握が始まった2018年以降の最多を更新しています。

「百日せき」は、発作のように激しくせき込む症状が特徴的で、重症化すると肺炎や脳症になる恐れがあります。

年代別では、5歳から14歳が78人と全体の約9割を占めています。

県は、マスクの着用やせきエチケット、手洗い、うがいなど基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。