世界TOP18チームが参戦しているバレーボールネーションズリーグ第2週の香港ラウンドが開幕し、女子日本代表(世界ランク5位)はタイ(同14位)にセットカウント3-2(18ー25、23ー25、25ー20、25ー15、15ー11)で無傷の5連勝。両チーム最多29得点をマークした和田由紀子(23)や第3セットで日本に流れを引き寄せた山田二千華(25)が試合を振り返った。
■和田由紀子(23)はこのタイ戦でチームトップの29得点をマークした。

Q.この試合チームトップの29得点、プレーを振り返って
和田選手:
まずは得点を取ることが自分の仕事なので、今日はなかなか全員リズムに乗れなくて、良い攻撃ができてなかったのでそこで何とかまず自分の役割は果たせたかなと思います。
Q.リズムに乗れなかった理由は
和田選手:
サーブで崩せないケースが多くて相手のセッターを軸にした速いコンビに1、2セット対応できなかったので、相手の攻撃に対して自分たちもラリーを急いで取り切ろうっていう姿勢が悪い方向に行ってたかなと思います。
Q.次戦20日のイタリア戦に向けて
和田選手:
まずはスタートからしっかりサーブで攻めて相手をハイボールのケースにして、しっかり自分でリズムを作っていくっていうのと、やっぱり自分たちから出すミスもすごく多かったので、高いブロッカーに対して攻めにいくところと、しっかりリバウンドもらったりだとか、自分たちの良いところっていうのをうまく出しながら、もう1回スタートから全員で勝ちに行けたらいいかなと思います。
■第3セットから出場し、2本のブロックを含む6得点の山田。

Q.途中出場でどういうところを意識した?
山田選手:
チームとしてもセットを落とした状態ですごい苦しい状況ではあったんですけど、逆にしっかり切り替えてやるセットっていうのもあったので、自分自身もスタートからもう1回入り直すっていうところでは、いいスタートを切れたかなと思います。
Q.ブロックはどういった意識で動いてたか
山田選手:
我慢強くリードブロックっていうのを意識しながらしっかりできていたかなと思います。
Q.イタリア戦に向けて
山田選手:
今日のタイとは違ったチームではあると思うので、今日自分たちのサーブが走らない部分もあったので、もう1回サーブで攻めて自分たちの良い状況を作ってから試合展開を良い状態で作っていけるようにしていきたいと思います。