東北新幹線が車両の故障で一時運転を見合わせた問題で、JR東日本は車両に電気を送る「補助電源装置」が故障し、モーターが動かなくなった可能性があると明らかにしました。

この問題はきのう、東北新幹線の新型車両「E8系」が試運転中に加速できなくなり、線路上で立ち往生した結果、およそ5時間半にわたって上下線で運転を見合わせたものです。

JR東日本はきょう、車両に電気を送る「補助電源装置」が故障し、「モーターに電気が届かなかったことが原因とみられる」と明らかにしました。

また、別の「E8系」3編成でもきのう、同様の故障があったということです。

JR東日本は原因が判明するまでの間、「E8系」の単独運転を取りやめるとしていて、この影響であすも一部の区間で本数を減らした運行を検討しているということです。