出水期を迎えた中、土砂災害の未然防止へ、愛媛県とボランティアによる、土砂災害警戒区域のパトロールが行われました。

県と県砂防ボランティア協会が毎年、この時期に行っているパトロールは、今回、県内1万6千か所あまりの土砂災害警戒区域のうち、新たに対策が検討されている19か所で実施されました。

このうち、愛媛県今治市高橋の根元川でも、土砂の積もり具合や崩れた所が無いかなどをチェックしていました。

県砂防ボランティア協会 清家伸二 会長
「川を歩いて川の岸が崩れている状況、倒木の状況とか、今後大雨が降ったら土石流が発生する恐れがあるか見て回った」

また、周辺の住宅を訪問してビラを配り、大雨が降るなどして土砂災害の恐れがある場合は、早めに避難するよう呼びかけました。