17日は、朝から気温が上がり、福島県内各地は暑い一日となりました。いわき市小名浜では、6月の観測史上最高を記録し、各地で猛暑日に迫る暑さとなりました。

平岡沙理アナウンサー「午前11時すぎのJR福島駅前です。気温計は30.9℃とすでに30℃を超えていて、肌にべたっとまとわりつくような暑さです」

17日の県内は、高気圧に覆われ、朝から気温が上がりました。JR福島駅前では、日傘を差す人や手持ちの扇風機で、暑さを和らげる人の姿が見られました。

福島市内の人「すごく暑いね。飲み物を持って歩くとか、日陰にいるようにしています」

最高気温は、二本松といわき市小名浜で34.5℃、福島で34.1℃と、猛暑日一歩手前の暑さとなりました。

水津邦治アナウンサー「手元の温度計では30℃を超えています。いわき市小名浜は、6月としては異例の暑さです」

6月の観測史上最高となったいわき市小名浜では、半袖や半ズボンで暑そうにしながら歩く観光客などの姿が見られました。

いわき市内の人「ジェラート屋さんで買ってきたが、結構溶けてしまっている」
香港から来た観光客「(地面を)タッチ!熱い。すごく熱い」

また、福島市では、この暑さの中、ヒヤリとする事態も…。

末永万智アナウンサー「こちらは福島市西中央にあるコンビニエンスストアです。中を見ると電気がついていなくて暗くなっています。停電中の張り紙もされています」

福島市西中央では、午後1時半ごろ、停電が発生しました。コンビニエンスストアでは、冷凍食品が溶けないようにするため、新聞紙をかけ、ドアを閉めて外の空気を入れないようにするなど、対応に追われました。

東北電力によりますと、停電はおよそ1時間後に復旧し、強い風が吹いたことが原因とみられるということです。

18日も、福島で35℃、白河と会津若松で34℃など、中通りと会津を中心に猛暑日となることが予想されています。気象台は、引き続き、熱中症に注意するよう呼びかけています。