17日午前、東北新幹線が、栃木県内で走行できなくなるトラブルがあり、現在、東京と仙台の間の上下線で運転を見合わせています。

JR東日本によりますと、17日午前11時半前、回送中の東北新幹線が、徐々に速度が落ち、栃木県の宇都宮と那須塩原の間で停車しました。

列車は自走ができない状態で、現在、車両の点検を行っているということです。この影響で、東北新幹線は、東京と仙台の間の上下線で運転を見合わせています。

JR福島駅では、東京で葬儀に参列予定という男性が「きょうは行けないかもと連絡した。あしたの告別式には行けるかな。最近多いですよね、止まるの。困りますよね」と話していました。

JRによりますと、点検作業に時間がかかっていて、運転再開は午後7時ごろの見込みということです。

上越・北陸新幹線は平常通り運転しています。