福島県内各地の菓子店が自慢の銘菓を神前に供え、業界の繁栄を祈る「献菓祭(けんかさい)」が、16日、郡山市で開かれました。

郡山市の開成山大神宮で行われた献菓祭は、全国和菓子協会が制定した「和菓子の日」にあわせ、開かれたものです。和菓子の日は、848年に仁明天皇がご神託に基づき、6月16日に神前に菓子を供え、健康招福を祈ったことが由来となっています。

16日の神事では、県内の菓子店21店の銘菓や神前で作った上生菓子が奉納され、参加者たちは、業界の繁栄などを祈りました。

福島県菓子工業組合・本名善兵衛副理事長「自分の地元のお菓子をまずは召し上がっていただいて、それを誇りに思っていただけるように、みんなで頑張っていきたいと思います」

神事の後、奉納された菓子は、神社を訪れた人々に配られました。