中学校の休日の部活動の「地域移行」に向けて1都9県の教育長による協議会が開かれました。

1都9県の教育長によるリモート会議 7日


国は教員の負担軽減などを目的に中学校の休日の部活動について民間のクラブや指導者に委ねる「地域移行」を来年度から段階的に始める方針です。


山梨県内では2021年度から南アルプス市の2つの中学校の8つの部活動で研究事業として実施されています。


7日に開かれたリモートによる協議会で、手島俊樹教育長は生徒や保護者から「丁寧な指導が受けられる」と好評だった一方、費用などの負担について懸念の声が上がったと説明しました。


県では、11月中に公立小中学校の児童生徒や保護者を対象に競技のニーズや費用負担のあり方などについてアンケートを実施する予定で、今後の取り組みの参考にするとしています。