アジア大会のボランティアに無関係の市民を勝手に登録していたとして、前の副議長が辞職し空席となっていた名古屋市議会の副議長に、公明党の沢田晃一氏が選ばれました。

きょう開会した名古屋市議会の6月議会で新しい副議長に選ばれたのは、公明党名古屋市議団で現在4期目の沢田晃一氏です。

前の副議長の上園晋介氏は、アジア大会のボランティアに無関係の市民を勝手に登録していたとして、就任から1週間後に辞職していました。

きょうの本会議で沢田氏は所信表明として、来年のアジア大会に向け行政と協力して推進すると述べました。

(新副議長 沢田晃一 議員)
「市民との協力体制を、より強くしていく必要がある」

また、きょうの本会議では「減税日本ナゴヤ市議団」から提出された上園氏に対する議員辞職勧告決議案が審議されましたが否決されました。