小さな花がまとまって咲くのが特徴の多年草の植物、宿根フロックスが、宮城県白石市内の公園に咲き誇っています。

白石市小原のスパッシュランドパークには、およそ500平方メートルの畑にピンク色の宿根フロックス、およそ3800株が植えられています。

宿根フロックスは地元の団体が去年から植栽を始めたもので、直径2センチから3センチほどの小さな花がまとまって咲くのが特徴です。また、夏の猛暑にも強いとされてます。

この公園を管理する市の担当者によりますと、今年は春先の気温が高かったこともあり、去年より10日ほど早く開花したということです。

小原活性化協議会 小室桂一さん:
「(宿根フロックスは)県内でも少ない、全国的にも少ない。ぜひ、この花の色合いと大きさを見てもらいたい」

スパッシュランドパークの宿根フロックスは、今週いっぱい楽しめるということで、今月下旬からは、アジサイや夏スイセンなども咲き始めるということです。