「産んだら殺す」と言われるも…女性は産むことを決意

高柳キャスターが話を聞いたのは、6年前にアプリで男性とマッチングしたあおさん(仮名)。
あおさんも「独身偽装」の被害にあっていました。
高柳光希キャスター
「どんな人だったんですか?」
あおさん(仮名)
「安心感ある人だなという印象」

交際期間は3年近く。その間に、あおさんが男性の子どもを妊娠していることがわかります。
しかし…
あおさん(仮名)
「妊娠が分かったときに豹変したように、強い口調で中絶を迫られ、産んだら殺すとまで言われた」
中絶を強要する男性でしたが、あおさんは産むことを決意します。
そんな中で発覚したのが、相手の「独身偽装」でした。

高柳キャスター
「率直に、初めて知ったときはどうでしたか?」
あおさん(仮名)
「いきなり怒りとはならなくて、ただただ悲しいという気持ちになった」
現在は、シングルマザーとして子どもを育てています。

現在、このようなトラブルを防ぐためマッチングアプリ「タップル」では、4月から“マイナ独身証明”を導入。
マイナンバーカードで登録するだけで、会員が独身かどうかを証明できるようになっています。
このような独身偽装による被害は、止めることができるのでしょうか。