現在、既婚者の4人に1人がマッチングアプリを通じて出会っています。こうした中で独身を装った「独身偽装」による被害が相次いでいるといいます。

「デートをいつも通りした翌日に」

仲むつまじく、身を寄せて写真に写るカップルは、独身同士・・・のはずでした。

マイコさん(仮名)
「2023年5月にマッチングアプリ、独身者限定のアプリで相手方とマッチしました」

マイコさんは、独身専用のアプリで男性と知り合います。

もちろん、自身のプロフィールには「既婚者お断り」の言葉を書き込みました。

マイコさん(仮名)
「既婚ではないか、彼女がいないかも確認をしている。不倫相手にされることを最も嫌うことを強く意思表示していた」

交際してから4か月は、朝から晩まで毎日のように連絡。

時には、お互いに家族のことや将来のことについて語り合ったと言います。ところが…

マイコさん(仮名)
「デートをいつも通りした翌日に、すべての連絡先がブロックされた」

何事かと心配になり、調査会社に調べてもらったところ…

マイコさん(仮名)
「(調査会社に)居場所を突き止めてもらったときに、妻子持ちということが判明した」

独身と偽って交際していたことが明らかになったのです。

自身の体験から、『独身偽装被害者の会』を立ち上げたマイコさん。

マイコさん(仮名)
「独身偽装は不法行為である、もしくは性加害であることを浸透させる活動を努めている」