週末に沖縄で開催された、九州高校総体の弓道競技。各地区大会を勝ち上がった選手たちが、沖縄に集結しました。
男子・個人戦では、沖縄県勢が強さを見せます。予選12射を終え、上位8位タイ
12人が進んだ決勝。沖縄県勢4人が残る中で、県大会4位、惜しくも全国切符を逃した小禄高校3年宮里周は、冷静に的を射抜き続けます。
1本1本、サドンデス方式の「射詰」で行われる決勝でも、4本皆中。同じく皆中を続ける上位4人で、一回り的が小さくなった、5本目に臨みます。
▼宮里周 選手(小禄高校3年)
「今までで一番調子よくて、レベルの高い選手たちと、自分も同じところで戦えているんだと思ったら、少し楽しかったです」
1射目で唯一、的を射抜いた宮里。地元開催の九州総体で、頂点に輝きました。
▼宮里周 選手(小禄高校3年)
「自分も成長したなと思って、歓声も今まで感じたことがないくらい大きかったので興奮しました」
ー思い出に残りました?
「多分忘れられないと思います」
女子では、先月の県総体を制した小禄高校3年・宮良梨愛。予選から安定した弓さばきで、県勢唯一の予選突破を果たします。
決勝では、惜しくも2射目を外しましたが、全体では3位に入り、来月からはじまる全国インターハイへはずみをつけました。