「まだご挨拶が続いていますので」過去には雨の中でも相手を優先

TBS報道局社会部 米田祐輔 記者:
こういうシーンは今回の訪問だけではありません。
2023年、ペルーの特別支援学校に行かれたときに、耳の不自由な子どもたちと交流しました。その際は、「ペルーで使われている手話で、直接子どもたちと交流したい」と佳子さまが思われて、現地の学校から教材などを送っていただき、それを見て勉強されて、直接交流されました。
ペルーの子どもたちは、「どうしてプリンセスはペルーで使われている手話ができるの」と言い、非常に驚いていました。
2024年、ギリシャの孤児院を訪問されたときは、現地で関係者がお出迎えをして、ご挨拶をしている際に、雨が降り、その後、強くなってきました。
周りの人が「屋内でご挨拶を続けられてはいかがですか」と提案しましたが、佳子さまは「まだご挨拶が続いていますので、このまま続けてください」と言って、相手を優先して、その場でまだお聞きになっていたというシーンもありました。
文芸評論家 三宅香帆さん:
お若いのに、気遣いというか、本当によく気配りをなさっているなと思います。
出水麻衣キャスター:
一度お目にかかった方は、きっと忘れないでしょうね。