先週、山口県宇部市で起きた交通死亡事故を受け、16日、近くの小学校で交通安全教室がありました。

宇部市の岬小学校で開かれた交通安全教室には、全校児童117人が参加しました。

先週、学校の近くで横断歩道を渡っていた女性が、軽乗用車にはねられ死亡する事故がありました。

交通安全教室はこの事故を受けて、自分の身を守る方法を身につけてもらおうと、警察が緊急で開きました。

豆腐を使ってヘルメット着用の大切さを説明したり、横断歩道の正しい渡り方を実践したりしました。

児童
「横断歩道で大きく一歩下がる。ハンドサインをやりたいです」
「ふだん移動するとき、車が来てたらよく見ようと思いました」

宇部警察署 梶山拓也 交通官
「命は一つしかありませんので、自分の身は自分でしっかり守ることを意識して、日々の生活を過ごしてもらいたいと思っています」

県内では去年、47人の児童が歩行中や自転車での交通事故でけがをしています。

7月に最も事故が多く発生していて、警察で引き続き注意を呼びかけることにしています。