ちょっと甘めの普通の炭酸水、実はこれ、雨水なんです。
このドリンクのように「雨水を使うことが普通の社会」になればと、日々研究を行っている方がいるんです。
ブルーシートに打ち付ける雨。雨を集めているんです。それを見守るのは、福井工業大学の笠井教授です。
集めた雨水はフィルターでろ過し、紫外線による殺菌を行います。それをビンに入れ、二酸化炭酸を加わえると雨水ソーダの完成です。
笠井教授によると、雨は蒸留水に近い水なんだそうです。
この雨水ソーダ、現在は販売はしていないのですが、みんなに「雨水の綺麗さ」を体感してほしいという思いから作られました。
福井工業大学 笠井利浩 教授
「雨=汚いではなく、雨は意外と使えると皆さんに思っていただいて、災害などで水に困ったときに皆さんが使えるような風潮になれば」
他にも、綺麗な雨を集める技術開発などを進めているそうです。最終的には、世界中で「雨水を使うことが普通の社会」になることを目指したいと仰っていました。
注目の記事
「地域の宝」守りたい 部活動の地域移行が活発化も…全国大会32回出場”名門”マーチングバンドも資金調達に苦戦 富山

「私、見えますか?」画面に現れた制服の男…記者が“ニセ警察官”とLINEビデオ通話で直接対決 その結末は…【後編】

忘年会「参加したい」若者4割の裏で…「行きたくない」50代の切実な理由 昭和を知る上司世代の“ハラスメント”恐怖

「風邪薬」をジュースやスポーツドリンクなどで飲んでも大丈夫? 子供にアイスを混ぜた薬をあげてもいいの?【薬剤師に確認してみた】

犯人は小6女児「妹が殺された」兄に手渡されたヤフーニュース…「この人たちには頼れない」【佐世保小6同級生殺害事件・前編】

新「映像」発見 80年の時を経てゾウの「エリー」が伝える戦争 “戦時猛獣処分” 絵本「ごめんねメリー」原画も展示 熊本【戦後80年つなぐ、つながる】









