半年間のけがれを落とし年末までの無事を祈る神事「夏越の祓」が山形市の神社で始まり、多くの参拝客が訪れました。

夏越の祓は、一年間のうち、前半の半年にたまった罪やけがれを清める神事です。

多くの神社では6月30日に行われていますが、山形市の六椹八幡宮では、毎年6月15日から10日間行われています。
「水無月の夏越の祓へする人は千歳の命 延ぶというなり」

初日のきょうは氏子や地元の人などおよそ100人が集まりました。参拝者は健康長寿を願う和歌を唱えながら茅で作られた茅の輪を8の字を描くようにくぐり、これまでの半年間の無事に感謝しながらけがれを落として、これから半年間の無事を祈っていました。

参拝者は「入学と入園があって子どもたちも新しい生活がスタートしたのでこれからも元気に家族みんなで過ごせたら」
参拝者は「家族全員の健康と世界情勢が厳しくなっているので平和を願いながらお参りした」
六椹八幡宮では今月24日まで茅の輪くぐりができるということです。