世界TOP18チームが参戦しているバレーボールネーションズリーグ。前回、銀メダルの男子日本代表(世界ランク4位)はオランダ(同14位)にセットカウント3ー0(25ー18、25ー23、25ー18)のストレート勝ちを収め、今大会3勝1敗で第1週を終了。日本は次戦26日(日本時間)に開催国ブルガリア(同15位)と対戦する。予選ラウンドは各チーム12試合行い、上位8チームがファイナルラウンドに進出する。※世界ランキングは日本戦終了時点

■初スタメンの佐藤駿一郎(25)はブロックポイント2、サービスエース1本を含むチーム2番目の9得点をマーク。今季、就任したロラン・ティリ新監督(61)の起用に応えた。

Q.スタメン起用の話はいつティリ監督から告げられたか

佐藤選手:
試合前の全体ミーティングで、今日スタートっていうことを言われていて、僕はいつでも準備していたので、やっと出番が回ってきたっていうふうに感じました。

Q.自身のプレーを振り返って

佐藤選手:
スパイクは自分の得意としてる部分でもあるので、それを試合で出せたのはすごく自分とってよかったなって思いますし、そのブロックでも要所要所タッチを取れていたり、ブロックポイントで点数を取れていたので、今日は良かったなと思います。

Q.ミドルブロッカーは熾烈なスタメン争いの中、今後の抱負や期待は

佐藤選手:
中国ラウンドは今日で最後になるんですけど、次ブルガリアラウンドでまだメンバーは確定してないですが、今日僕の持ち味ある高さっていうのを試合で存分に発揮できたと思うので、次に出場したときにも今日よりもっといいプレーをできるようにこれから練習もどんどん取り組んでいきたいと思います。

■両チーム最多の14得点をマークした宮浦健人(26)。総得点でも日本人最多55得点で現在4位タイにつけている。持ち味の強烈サーブでも存在感を見せ、パリオリンピック™の主力を欠く中、日本チームを牽引している。

Q.自身のプレーを振り返って

宮浦選手:
1、2セット目はしっかり集中して点を取りたいところで取りきれたと思うんですけど、3セット目、ちょっとミスをするところもあって最後サービスエースを取れたのはいいんですけどその辺は課題かなと思います。

Q.平均身長が2m越えのオランダブロックに対してどういった意識で

宮浦選手:
相手のミドルブロッカーがかなり高さがあるのでそこら辺を避けながら、サイドの選手も高さはあるんですけどしっかり自分が通過点を意識してスパイクしました。

Q.次のブルガリアラウンドに向けてどういった形で繋げていきたいか

宮浦選手:
本当にチームとしてもそれぞれ個人としても試合を通して成長していってると思うのでそこをまず止めずに、本当にそれぞれが高い向上心を持って、また次のラウンドに向かいたいと思います。

■初戦(中国戦)を除く3試合で途中出場の西本圭吾(26)は2本のブロックで試合の流れを引き寄せた。

Q.自身のプレーを振り返って

西本選手:
このネーションズリーグが始まって途中出場で出る機会が多いんですけど、それはやっぱり僕が4シーズン東レアローズで学んであの3シーズンはずっと控えから出て、ゲームチェンジャーとしてやっていたので、その辺は慣れてますし、雰囲気を変える力を自分自身持ってると思ってるのでそれを信じて起用してくれた監督、一緒に戦ってくれたチームメイトに本当に感謝したいと思います。

Q.平均身長2mを超えるオランダにブロックを決めてどう感じたか

西本選手:
応援してくれてる家族だったり友人だったり、恩師だったりずっと僕のブロックを期待して待っててくれてなかなか見せることができてなかったんですけど信じてくれた人たちに、自分の武器であるブロックを見せることができて、本当に嬉しく思います。

Q.熾烈なミドルブロッカーのメンバー争いについて

西本選手:
僕は基本的にスタメンでは出場してないんですけど、やはり焦りもやっぱ同時にあるんですけどそこもやっぱり家族と連絡を取る機会が多くて妻が本当にこの僕のメンタルを支えてくれていて、もちろん軸をぶらざすにやっていこうと思いながらも人間なんて僕も弱いところはあるんですけど、それを信じてくれてる家族がいるので、それを裏切るわけにいかないですし僕が力を証明することっていうのは、応援してくれた人たちへの感謝の気持ちを届けることでもありますし、もちろんレベルの高い選手がたくさんいますけど負けずに彼らの良いところをしっかり吸収してから彼らは僕らより経験してるんで世界を。経験を吸収してより良い選手になっていきたいなと思ってます。