14日、山口県岩国市北部地域の医療拠点となる市立美和病院の新しい施設の落成式がありました。
式では岩国市の福田良彦市長らがテープカットをして完成を祝いました。

新しい美和病院の建設費は約36億9200万円です。約1万平方メートルの敷地に鉄筋コンクリート2階建ての病院と、医師用の住宅などが建てられています。病床数は45床で、内科、外科など6つの診療科で5人の医師が診療に当たります。

これまでなかったMRIが導入されたほか、リハビリテーションルームが倍の広さになりました。救急も受け入れる、岩国市北部の新たな医療拠点となります。

岩国市立美和病院 宗像緩宜院長
「これからは玖北という単位で面で支える。錦中央医院それから本郷診療所、その他の医療機関、いろんな人が関わって面で支える」
今後は医療スタッフの確保やオンライン診療にも取り組みたいとしています。