みちのくに初夏の訪れを告げる伝統行事「チャグチャグ馬コ」が14日、岩手県滝沢市と盛岡市で開催されていて、馬コたちが鈴の音を響かせながら行進しています。
「チャグチャグ馬コ」は農耕馬の日頃の労をねぎらうことを起源とするもので、ことしは色鮮やかな装束で飾り付けられた68頭が参加しました。午前9時半、馬の守り神をまつる滝沢市の鬼越蒼前神社をスタート地点に、馬コたちが「チャグチャグ」と涼やかな鈴の音を響かせて歩き始めました。馬コに乗った子どもたちは手を振って沿道の見物客に応えていました。行列はこのあと盛岡市の材木町や大通商店街を経由しておよそ14キロの道のりを進みます。ゴール地点の盛岡八幡宮には午後2時ごろに到着する予定です。