来週は名古屋で最高気温35℃の猛暑日予想

週間予報では17日(火)以降は広く厳しい暑さになり、18日(水)と19日(木)は、名古屋で、最高気温35℃と猛暑日を予想しています。

名古屋で猛暑日になれば、統計が始まった1891年以降で2番目に早く、記録的に”早い”猛暑日になる見込みです。

では、全国的に過去6月にはどれくらいまで気温が上がったことがあるのか。

気象庁の6月の最高気温ランキングを見てみると、過去40℃まで達したのは2022年6月25日に観測した群馬県伊勢崎市で、40.2℃まであがりました。この年は、伊勢崎市だけでなく各地で40℃に迫り、観測史上極端に暑い6月となりました。

この年の熱中症救急搬送者数を、消防庁の資料から見てみると、2022年の6月末に一気に患者が増えました。

例年梅雨明け直後に搬送者数が増える傾向にあり、この年の梅雨明けは関東甲信、東海、近畿で7月23日。
6月の梅雨時の猛暑は、梅雨明け直後よりも熱中症患者が増えることがあります。

これは、極端な暑さになったことに加え、6月というまだ暑さに体が慣れていない時季に猛烈な暑さがやってきたことも影響しているとみられます。

では、ことしはここまで極端な暑さになることがあるのか?