優れた嗅覚を生かし事件の捜査や行方不明者の捜索に協力する「嘱託警察犬」の競技会が盛岡市で開かれました。競技会には岩手県内で活動している嘱託警察犬18頭と候補犬3頭の合わせて21頭が出場し、訓練の成果を披露しました。

嘱託警察犬は家庭や訓練所で飼育されていて、警察から要請を受けて事件の捜査や行方不明者の捜索に協力します。
13日は複数のテントの中から、臭いを頼りに不審者が潜伏しているテントを特定する競技などが行われました。

(佐々木光義さん)
「(犬が)反応していたところがあったんだけれど、それを自分が見落としてしまったミスがあった。(ワンちゃんとしては頑張った?)頑張った」

警察によりますと、嘱託警察犬の出動件数は5月末時点で10件で全て行方不明者の捜索ということです。