旬を迎えているさくらんぼを新鮮な状態で素早く首都圏に届けようと、新幹線での輸送がけさ行われました。

けさ8時すぎ、JR山形駅に運びこまれたのは、きのう収穫した佐藤錦です。

県とJR東日本は、食を通じて地域の魅力をPRし、その後その地域に足を運んでもらおうと、新幹線など利用した荷物輸送に取り組んでいます。

きょうは、寒河江市でとれた露地物の佐藤錦40キロがつばさ132号に乗せられ、東京へ送られました。

JR東日本が行っているこの「はこビュン」というサービスは、揺れの少ない新幹線で新鮮な農産物を傷をつけず、素早く届けることができるとして、これまで、
尾花沢スイカやラ・フランスなど旬のものの輸送が行われています。

寒河江市観光物産協会 高橋敦 事務局長「駅で販売するということで普段スーパーとかでしか見かけないところを、通勤の途中で目にとめていただければと思っています」

輸送されたさくらんぼは、きょう昼には、東京駅など都内3つの駅で販売されるということです。