自転車の盗難被害が相次ぐなか、警察が駅の駐輪場で被害の防止を呼びかけました。

福島警察署は福島交通飯坂線・曽根田駅の駐輪場で、自転車の施錠の有無やカギが壊れていないかなどを調べました。

福島署管内では、今年に入って10月末までの自転車盗難被害が132件発生していて、前の年の同じ時期よりも46件増加しました。被害にあった自転車のおよそ6割は、無施錠だったということです。

この日は、2重ロックをしていない人にワイヤー錠を無料で配布して、より効果的な防犯を呼びかけました。

ワイヤー錠を受け取った高校生「僕の友人の友達が自転車を盗まれたので、気を付けようかな。駅とか関係なく停めるときはちゃんと2重ロックしようと思った」

福島署では、今後も毎月啓発活動を行う予定です。

福島警察署・松川剛生活安全課長「ちょっとした短時間であってもカギをかけるということで、守っていただければ犯罪の被害は減るのかなと思います」