きょう、山形県酒田市のスーパーで、地元の高校生が考えた地元の食材を生かした弁当が販売されました。
「酒南スマイルランチ弁当です。いかがでしょうか」

酒田市のこぴあコープ酒田店で販売されたのは酒田南高校家庭科食育調理コースの生徒たちが考案した「酒南スマイルランチBOX」。

この弁当は、生徒たちが去年12月からメニューを考えて作り上げたもので、ごはんは雪若丸、県産の鶏肉や野菜を使っているほか見た目にも鮮やかな仕上がり。

帯のイラストまで生徒たちが作っています。
この生徒考案の弁当は今回、生活協同組合共立社の協力で実際に数量限定で販売されることになりました。
きょうは生徒たちが売り場に立ち、接客を行いながら弁当を販売しました。
酒田南高校 家庭科食育調理コース2年 堀愛桜さん「元気よく挨拶をした方が、印象も良いし、買ってくれる方が多かったので、最初の印象をよくできるように
表情とか、声の高さなどを意識した。それぞれの性格とか、個性が出る味をしているので、楽しみながら食べてもらいたい」

酒田南高校 家庭科食育調理コース2年生 鈴木成達さん「地域の人との関わりというのを今のうちから体験できるのは貴重なことなので、大切にしていきたい。地域のおいしさ、地産地消というのを気にしながら食べていただくとすごくおいしく食べられると思う」

この弁当は今月26日と来月10日・24日に酒田市内のコープ2店舗で購入できるということです。