旬の味覚さくらんぼを全国に届けるさくらんぼゆうパックの第一便の出発式が、きょう行われました。

さくらんぼの作柄予想が例年より「少ない」影響で今年、発送する数は去年に比べて少なくなる見込みです。

山形市の山形南郵便局から第一便として発送されたのは、東根市で収穫された佐藤錦２００キロです。

きょう行われた出発式には郵便局の関係者などおよそ２０人が出席し、旬の味覚さくらんぼを早く、安全に首都圏に届けられるよう出発を見守りました。

郵便局では毎年専用のトラックを用意し品質管理をした上で輸送しています。

去年はおよそ３６万箱のさくらんぼゆうパックを運んだということですが、さくらんぼの作柄予想が例年より「少ない」とされる影響で今年は去年より３万箱少ない
およそ３３万８千箱になると見込まれています。

山形南郵便局　菊池雅裕　局長「生産のほうが若干ネガティブな話もありますが、ゆうパックとして届けられるということを継続して全国においしいところを届けていただけたらと思います。一粒一粒味わって山形の季節を感じながら、山形を思って食べていただけたらと思います」

きょう発送されたさくらんぼは、あす、首都圏で販売されます。

さくらんぼゆうぱっくの発送は来月中旬まで行われます。