お中元商戦まっただ中ですが、デパートの福屋は初めて高校生とコラボした商品を発売しました。安芸太田町のハチミツや祇園坊柿を使ったジェラートです。

福屋八丁堀本店で、来店客に試食を勧めているのは、商品開発に協力した安芸太田町の加計高校の高校生たちです。

「オリジナル広島ジェラート」のメインの材料は全て県内産で、中でも、ブルーベリーや祇園坊柿、井仁の棚田で作られた米粉のクッキーなど、安芸太田町内産のものがふんだんに使われています。

恐羅漢山のトチの木のハチミツには、生徒達のアイデアで県内産のサツマイモが組み合わせられました。

加計高校3年 橋本智貴さん(安芸太田町出身)
「大学芋が好きなので。芋とハチミツを混ぜたら大学芋みたいになるんじゃないかなと思って」

生徒達は、授業の一環として、福屋や地元企業と去年11月から、半年にわたって、協議を重ねてきました。

加計高校3年 栗栖美琴さん(広島市出身)
「(町外出身の)自分達は地元のもの、何が有名なのかあんまりわかっていなかったので、普段味わえない授業だったので、新鮮だなぁと思いました」

加計高校では、地域資源を活用する授業が代々行われていて、広島県産の素材を使った新商品で地域を盛り上げたいという福屋とのコラボに至りました。

オリジナル広島ジェラートは、限定300セットで12日から販売されています。