今年4月、乗用車にはねられ高齢男性が死亡した山口県山口市の事故現場で12日、地元の住民を対象にした交通安全講習会がありました。



講習会には山口市小鯖地区の住民およそ30人が参加し、山口署の警察官が事故の状況を説明しました。

この場所では今年4月、信号機のある横断歩道を歩いて渡っていた高齢の男性が乗用車にはねられ死亡する事故が起きました。

警察官は車を運転するときは横断歩道の付近で必ず歩行者に注意し、横断歩道を渡るときは左右を確認するよう呼びかけました。

参加者
「安全運転第一です。ブーンととばしていく方も結構いるので、そういうの気をつけながら運転しようと思います」

山口警察署 交通課 交通総務係長 藪木一則さん
「やはり安全を最優先に、安全確認をしっかりしていただく。あるいは反射材を着用していただく。このような安全対策を講じていただければと思います」

県内では今年に入り11日までに13人が交通事故で死亡していて、そのうち半分以上の7人が高齢者ということです。